[Max備忘録その1]Max7基礎知識

マルチメディアアートの標準言語として、アーティストでも使いやすいビジュアルプログラミング言語として、各方面で人気を博しているMax7について、解説していこうとおもいます。

「プログラミングなんて難しそう…」なんて思ってるそこの貴方、これはビジュアルプログラミングなのでパズルをするようにプログラミングができちゃうんです。やってみると以外と簡単。自作シンセだって作れてしまいます。頑張っていきましょう!

まずはMax7をダウンロードして、パッチ(Maxでのいわゆるプロジェクトはこう呼ばれます。拡張子は「.maxpat」)を新しく作ることから始めましょう!

ダウンロードはMI7 Japanの公式サイトから、または英語が怖くない!と言う人はCycling’74 公式サイトから。MI7は日本における代理店で、Cycling’74は本家に当たります。Cycling’74本家のサイトですとサブスクリプションが用意されていて、月額もしくは年額での使用が可能です!(自分は年間サブスクリプションを使っています。)
また、MI7、Cycling’74どちらでも学生版が用意されていますので学生の方は是非ご利用下さい。

Maxはダウンロード後、30日は無制限で使用できるTrial版、その後はファイルの保存ができなくなるRuntime版として動作します。では早速インストールをして、いじってみましょう!

第二回までかけて簡単なシンセサイザーを作っていきます。

その1。とりあえず音を出す。

まずは「File > New Patcher」を選択、もしくはキーコマンドで「command + N (Windowsの場合はcommandをCtrlに置き換えて考えて下さい)」で新しくパッチが作れます。そうするとこのような画面が出てきます。

newpatch

これが作業をする画面になります。上部のバー(ツールバーと言います)、100%と書いてある橫にずらっとアイコンが並んでますね。ここをマウスオーバーしてみると、「Object(n)」「Message(m)」「Comment(c)」「Toggle(t)」「Bottons(b)」「Numbers(i)」「Sliders(s)」「Max for Live Object」「Add Objects」「Format」と並んでいますね。

では一番右の「Object(n)」と出てくるボタンをクリックします。そうすると入力状態になったテキストボックスのようなものが現れます。これを“オブジェクト”と呼びます。カンのいい人はお気づきかとは思いますが、キーボードの”n” を押すことでも新しくオブジェクトを作ることが出来ます。

では、現れたそいつに”cycle~ 1000″と入力します。そうしてもう一回「Object(n)」を押して今度は”ezdac~”と打ち込みます。そうすると”ezdac~”は形を変え、スピーカーのようなアイコンをもったオブジェクトになり、全体像は下のようになります。

maxt1

ツールバーのアイコンから想像出来るとおり、こいつらを「オブジェクト」と言います。
そしてこのオブジェクトの上下には灰色の丸があります。これらの上側のものを「インレット」下側のものを「アウトレット」と言います。

さて、”cycle~ 1000″のアウトレットから”ezdac~”の二つのインレットに(今はスピーカーのマークになってますが)マウスをドラッグ&ドラッグしてやると…

maxt1_1

このように二つのオブジェクトがコードで繋がれますね。このコードを“パッチコード”と呼びます。(ちなみに、パッチコードには二種類ありますが後々解説します)このコードをデータが通るわけです。

そして最後にウインドウ右下の電源マークのようになっているところを押してやると…「ピー」という音が出てきたはずです。これはオーディオのプロセシングをオン/オフするボタンです。これと連動して”ezdac~”も色が変わったのが分かると思います。

周波数を変化させる

さらにちょっと弄って、周波数を変えられるようにしてみましょう。上のメニューの右から六番目、「Numbers(i)」をクリックするか、キーボードの「i」を押します。そうすると現れるのが“ナンバーオブジェクト”です。こいつのアウトレットを”cycle~ 1000″の左側のインレットに繋ぎます。そしてウインドウの左下部分、鍵マークを1度クリックして、鍵をかけ、ナンバーオブジェクトの値を上げ下げしてみてください(ドラッグで上げ下げ出来ます)。音が高くなったり低くなったりしますね。つまり音の周波数を変化させられるようになりました。

maxt1_2
このようになっている…ハズ↑

これは、ナンバーオブジェクトの数値を受け取ったcycle~オブジェクトが、ナンバーオブジェクトの数値をそのままヘルツにして出力しています。ナンバーオブジェクトの値が500なら500Hzの音が出る、と言った具合です。

おわりに

これで音が出せるようになりました。少々長くなってしまいましたが一回目はこれにて終了です。
初歩の初歩でしたが、如何ででしょうか。自分でも音が出せる、シンセが作れる…その一端となれば幸いです。

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